競技なぎなたの稽古や試合で使われている
「なぎなた」
私も何本か持っているけど
「なぎなた」は、
刃部と柄部の組み合わせで出来ている。
薙刀でいうところの
刃の部分である刃部は、
竹刀のように竹を割ったもので出来ていて
手で持つところの柄部は、樫で出来ている。
ちなみに持ち手の部分の柄部は、
棒術の棒のような丸い形状ではなく楕円形になっているので
手の内を締める持ち手が作りやすいように出来ている。
それに楕円形だと
ぶつけるというより斬るという動きがしやすく
「なぎなた」の稽古の時も
物をぶつけるように当てるというよりは、
斬るように振り斬るように当たるという感じ。
同じような長物武具の棒術とは、
持ち方も振り方も違い、
攻撃方法も防御方法も違う。
柄部の部分は、
余程強く当てるような使い方をしないと
折れたりしないので
長い間、使えるけど
刃部は、稽古すればするほど
どんどん傷んでいくので
消耗品のような感じで
普段から皆、予備を持っていたり
試合の時には、
予備の刃部と柄部持っていたりする。
「なぎなた」は、結構長いので
早く振れなかったりするように思われがちだけど
熟練者の「なぎなた」の動きは本当に凄い!
一度、なぎなた高段者だけの大会、
皇后杯を見てみて欲しい!
「え!なぎなたって、こんなに早いの?」って
思うほど凄いからね!