「薬丸自顕流剣術 修行の日々」カテゴリーアーカイブ

「自顕流は、一太刀目をかわせ!」という言葉。御心配なく二太刀目も同じ破壊力で来るから。

よく
「自顕流は、一太刀目をかわせ!」
という言葉を聞く。

これを聞くと
「自顕流は、一太刀目をかわせば何とかなるのか~」
と思われがちだと思う。

ご心配なく二太刀目も同じ破壊力の剣撃が来るから。

「自顕流は、一太刀目で倒す剣術、何でしょ?」
と言われることもある。

確かに一撃必殺の剣ではある。

でもそれは、一撃だけしかないのではなく
一撃ごとが必殺の剣という意味で

薬丸自顕流は、元々下級武士の
実際の戦場で戦う剣術であるため、

(ちなみに、「じげんりゅう」と
 呼ばれている剣術には二種類あり;
 示現流は、上級武士の剣術で
 薬丸自顕流剣術は、下級武士の剣術で
 どちらが優れていて
 どちらが優れていないなどの優劣は無い)

一撃必殺である事と
一対多人数を最初から想定している。

それに一太刀目で
敵に攻撃をかわされたら終わり。
というのではなく、

一太刀目をかわされたら
すぐ二太刀目、

それが交わされたら
すぐ三太刀目と

一太刀目の勢いで
敵を倒しきるまで
どんどん攻めていくのが
薬丸自顕流剣術。

よく考えてみたら戦場では、
そうじゃないと戦えないだろう。

「綺麗に構えて
 スッと斬って倒して、はい終わり!」

とか格好良いし理想的ではあるけど
あくまでマンガや映画の世界であって
現実的じゃないよね?

薬丸自顕流剣術は、
現実の戦場で一対多人数の敵を相手に
戦って勝ち抜く剣術だから

表面的には、
動作的に荒っぽくて
雑に見えるところもあるかも知れないけど

実際には、合理的な理論に基づいて
剣術理論が組み立てられていて

実戦の戦場で刀で戦うのに
とても現実的な剣術。

屋外で音を立てて稽古するため、
稽古場所が限定され、
習える場所が少ないけど

機会があれば是非、体験したり
習いにいってみてはどうかな(^-^)

日本の古武道 野太刀自顕流剣術 [ 伊藤政夫 ]

先日の薬丸自顕流剣術の稽古納め。三本目の打ち棒を破壊。

先日、薬丸自顕流剣術の稽古に行ってきた。

私が学んでいる武術武道の
今年最後の稽古納めが薬丸自顕流剣術だった。

最近何かと忙しく数週間参加出来なかったため
今回久々の稽古への参加だった。

指導していただいている方々から動きの修正を受けつつ
久々だったので全力で打ちまくっていたら
打ち棒にどんどん亀裂が入り折れてしまった。

今年、三本目の打ち棒の破壊だった。

もう使えそうな打ち棒が無くなってきたので
先輩が長い棒を切って打ち棒を作って下さった。

重みといい持ちやすさといい長さといい
かなり良い感じ。

今まで自分が使った打ち棒の中で
最高の物をいただけることになった。

薬丸自顕流剣術の稽古では
打ち棒も木刀も消耗品のようで
結局稽古中に折れてしまうとの事。

だから皆さん薬丸自顕流剣術用の木刀や
稽古用の打ち棒の予備を何本が
持たれているとの事だった。

木刀も打ち棒も一撃で叩き折るぐらいの
勢いで振る事が大切なようだ。

今回、内心
「どんどん打ち棒を折ってなくなって
稽古出来なくなったらどうしよう。」
と考えていたが

やっぱりそれだと全力が出せない事と
薬丸自顕流にその考え方は合わない。

「迷いを捨てて全力でぶつかっていく」

その薬丸自顕流の精神で
来年も全力で木刀や打ち棒を
どんどん一撃で破壊する勢いで稽古しようと思う。

日本の古武道 野太刀自顕流剣術 [ 伊藤政夫 ]

白樫 自顕流木刀

先日の薬丸自顕流剣術の稽古。改めて思う薩摩隼人の剣。

先日、久々に薬丸自顕流剣術の稽古へ行ってきた。

他の予定や手首の不調で中々参加出来ず
今回、久々の稽古で楽しみにしていた。

まずは、基本の単打での打ち続いて続け打ち
最後は、走りながらの掛かり打ち。

基本の単打での打ちは
軽い打ち棒で久々に打ったので
手打ちになっていると指摘され
太めで重た目の打ち棒で
やってみようと思い
思いっきり打ち込んだら一撃で打ち棒が折れてしまった。

他に重さも長さも
丁度良い打ち棒があったので
その後は、その打ち棒で稽古するようにした。

続け打ちは、久々だった事もあって
打ちの角度が安定せずバラバラになり気味になってしまった。

薬丸自顕流剣術は、
一見、ただ打ちつけているように見られるが
合理的に破壊力を出す理合が存在し
やっている人でないと本当に分からない所。

知り合いにも
「重たい日本刀であんなに打ちまくれないだろう」と
言われたが

「一般的な日本刀よりも重くて長い
野太刀で戦うので野太刀自顕流とも言うんですが・・・」
と言っても分からないだろうと思うので

いちいち言わないが
表面的に見ただけで
自分が学んだ事が無い流派の事をどうこういうのは
どうかといつも思う。

どの流派も一見、単純に見える動作であっても
効率良く戦うための合理的な理合が存在すると思うので
表面的に見ただけで批判するより自分の知らない事は
真摯に謙虚に吸収していく事が大切だと思う。

続け打ちは、修正方法を教わったので
次回へ繋げていこうと思う。

掛かり打ちは、まず走りながらがやりにくい。
そもそも刀を振り上げた状態で
バランスを取りながら走る事自体、
やりにくい動作で
数歩程度の短い距離だと出来ても
何十歩みたいな感じになってくると
途端に動きがスムーズに行かなくなる。

薬丸自顕流剣術は
走りながら戦う剣術であるため
これが出来なければ先に進まない。

これもコツを教わったので
次回の稽古へ繋げていこうと思う。

今回は、横木打ちの後 相対稽古が行なわれた。

長物武具の相手に想定してのもので
かなり緊張感がある。

いくつかの相対稽古が行なわれた後
今回の稽古が終了した。

稽古中に教わった事が
今回は、とても多かった。

今まで知らなかった事も
かなりあったので自宅でも繰り返し
やってみようと思う。

意外と自宅の屋内でも
自主練習する事が出来る事が多いのが
薬丸自顕流剣術の良い所。

屋外の野戦で活躍した流派と言われているが

屋内戦でも充分活躍していたような気がする。

薬丸自顕流剣術は、
思いっきりフルパワーフルスピードで打ち込むので
思いっきり稽古した事で
最近、心の中にあったモヤモヤや蟠りが少しはれたような気持ち。

それと今回の稽古で薩摩隼人の剣(さつまはやと)
である事を改めて感じだ。

一刀両断の剣術流派であり
一撃で打ち棒を破壊してしまう薬丸自顕流剣術。
「剣道で同じ事をやると危険なので
剣道でそのまま使う事は出来ないな~」
と思いながら

次回の稽古を楽しみに待ちつつ
今回教わった事を繰り返し自主練習しようと思う(^-^)

薩摩の秘剣 野太刀自顕流 (新潮新書) [ 島津義秀 ]

白樫 自顕流木刀