「マンガで考察!武の世界!」カテゴリーアーカイブ

マンガで考察!「キングダム」の羌瘣(きょうかい)の「武」と「舞」に思う事。

「キングダム」という
中華統一に向けた戦国時代のマンガがある。

その中に、伝説の暗殺集団「蚩尤(しゆう)」の
技を使う羌瘣(きょうかい)という女の子の
キャラクターがいる。

巫舞(みぶ)という舞いながらの
剣術で戦うんだけど中々興味深い。

「武」と「舞」は、昔から関連があると言われている。

琉球武術でいう
琉球王家秘伝本部琉御殿手や琉球空手と

琉球舞踊が関連していたり

日本古武道も身体動作が
日本舞踊に関連している部分もある。

マンガでは「鬼滅の刃」の竈門炭次郎が使う
ヒノカミ神楽も戦いに使えたり

実際に日本各地で神事として行われている

神楽自体が神の捧げるものではあるけど

武の動きをしているものは沢山ある。

最近、よく読んでいる
マンガ「バトゥーキ」という
女子高生で異種格闘技で戦うマンガでも

カポエイラというブラジルの格闘技が出てくるけど
ダンスの要素も含まれているので

「格闘技」と「ダンス」は、
楽しみながら身体能力を高めていくという点で
「武」と「舞」の関連に似ているところがある。

もちろん、
ダンスレベルで戦える訳では無いし
単なる舞だけで戦える訳では無いけど

(ボクシングとボクササイズぐらいの差はあるだろう)

古き時代から
戦い必要な時には戦いに使えて

普段は、楽しみながら
身体を鍛えたり感覚を養ったり出来るものとして

武を嗜んでいた人も多かったのかも
知れないと最近思う。

今の時代、

現実的に武具を持ち歩く訳にもいかないし

核ミサイルや銃などの
近代兵器から

武の技術で直接、

どれだけ身を守る事が出来るか分からないけど。

それと、ちょっと話が逸れたけど

キングダムは、話が長いので
以前は、龐煖(ほうけん)という
薙刀っぽい中国の武具を使う武神の戦い方が
興味深かったので読んでいたけど

最近は、正直、
羌瘣(きょうかい)の
戦闘シーンぐらいしか興味ない。

ただ身体の小さい人が戦う場合の
戦闘方法として面白いので

是非、羌瘣(きょうかい)の戦闘シーンを
見てみてね!

マンガで考察!「るろうに剣心」九頭龍閃!基本剣技の全てかもね。

マンガ「るろうに剣心」に出てくる九頭龍閃という技がある。

これは基本剣技の全てだと思う。

図にすると、大体こんな感じ!

      ↓①
  ⑧       ②
   ↘     ↙ 

⑦ →   ・⑨  ← ③

   ↗     ↖
  ⑥       ④
      ↑⑤

自分から見て相手に対して刀を振る角度でいうと

①壱 唐竹(からたけ)又は切落(きりおろし)
※真上から真下へ斬る。
 「戸山流居合」の基礎居合でいう真っ向斬りだね。
 「剣道」でいう正面の面打ちと同じだね。
 「なぎなた」でいう正面の面打ちと同じだね。

②弐 逆袈裟(さかげさ)
※左斜め上から右斜め下へ斬る。 
 「戸山流居合」の基礎居合でいう右袈裟斬りだね。

③参 右薙(みぎなぎ)又はは胴(どう)
※相手の左から右へ向かって胴を斬る。
 「剣道」でいう胴打ちと同じだね。
 「なぎなた」でいう右胴打ちと同じだね。

④肆 右切上(みぎきりあげ)
※右斜め下から左斜め上へ斬り上げる。  

⑤伍 逆風(さかかぜ)
※真下から真上へ斬り上げる。

⑥陸 左切上(ひだりきりあげ)
※左斜め下から右斜め上へ斬り上げる。

⑦漆 左薙(ひだりなぎ)又は逆胴(ぎゃくどう)
※相手の右から左へ向かって胴を斬る。
 「剣道」でいう逆胴打ちと同じだね。
 「なぎなた」でいう左胴打ちと同じだね。

⑧捌 袈裟斬り(けさぎり)
※右斜め上から左斜め下へ斬る。 
 「戸山流居合」の基礎居合でいう左袈裟斬りだね。

⑨玖 刺突
※そのまま真っ直ぐ突く。
 「戸山流居合」の基礎居合でいう諸手突きだね。

まあ「るろうに剣心」の
九頭龍閃みたいに同時には出来ないけど

基本剣技として、
この9つの斬撃を覚えるのは良いと思うよ!

剣術マンガ「るろうに剣心~北海道編~」は、
アニメ化されるようだから盛り上がって欲しいね!

マンガで考察!武の世界!新選組のマンガが多い訳!

武のマンガは結構あるけど

その中でも剣術に関するマンガは
新選組のマンガが多い。

(私も、たくさん読んでいるよ!)

その理由は

・幕末最強と言われた剣客集団である事。

・近藤勇、土方歳三、沖田総司、斎藤一など
 他にも単独で描かれても物語になるぐらいの剣客が多い事。

の2つだと思う。

まず

・幕末最強と言われた剣客集団である事。

だけど

剣客や武人は、本来、戦のような時以外は

単独で行動する人が多いと思う。

あまり、他の武人などと
親しくなり過ぎると心理的に戦いにくくなるため

交流するより自分の武を探求し高めようとする人が
多かったように思う。

ある格闘家が戦いにくくなるので
他の格闘家とはあまり交流しないという人がいた。

おそらくそういう心理だろうと思う。

(ただ格闘家は仕事なので
 現代の一般の趣味の人は別だけどね)

それにも関わらず新選組は集団になって
活動しているところが珍しいからだろう。

次に

・近藤勇、土方歳三、沖田総司、斎藤一など
 他にも単独で描かれても物語になるぐらいの剣客が多い事。

新選組の剣客は、一人一人魅力的な剣客が多い。

新選組を中心に描かれているマンガだけでなく

マンガ「るろうに剣心~北海道編」には、
斎藤一や永倉新八の活躍が描かれていたり

マンガ「ゴールデンカムイ」には、
土方歳三や永倉新八の活躍が描かれていたり

マンガ「修羅の刻」に、
土方歳三や沖田総司の活躍が描かれていたり

など他にも様々なマンガに描かれており

土方歳三に関しては

マンガ「賊軍 土方歳三」や

マンガ「土方歳三」など

単独で描かれているマンガもある。

最近、私が読んでいる新選組のマンガでは、

マンガ「ツワモノガタリ」
(天然理心流、新道無念流、
 これから薬丸自顕流も)
※天然理心流武術保存会が指導されているみたい。

マンガ「青のミブロ 」

マンガ「賊軍 土方歳三」

少し前のマンガだと

マンガ「この剣が月を斬る」も面白い。

それと若干、異世界っぽいけど

新選組は、天然理心流だけど

流派を越えて最強の剣客集団という意味で

多くの剣士の憧れなんだと思う。

新選組の浅葱色のダンダラ羽織を着ただけでも

モチベーションが上がってくる人もいるよね。

その気持ちは、良く分かる(^-^)

コロナで道場稽古が減り、
武道の稽古や自主練習への
モチベーションが下がっている人は、

新選組の「誠」入りの鉢金を頭に巻いて

新選組の浅葱色のダンダラ羽織の袖の手を通してみたら

新たな気持ちで自主練習出来るかもね(*^-^*)