戸山流について。歴史的な事と技の事。分かった範囲で。

今日は、私が修行している戸山流居合術に
ついて書いて行こうと思う。

諸説の細やかな解釈はいろいろあるので
私が情報収集などで知った事や
思う事を書いて行こうと思う。

戸山流居合は、戦時中に剣道の高段者達が
実際の戦地で日本刀を持った戦いが
出来なかったという現実があり

それではいけないとの事で日本政府が
陸軍戸山学校(白兵戦専門の学校)に
居合や剣術の流派の達人たちを集めて

実際の戦地で日本刀で戦える戦い方を作り

それが軍刀操法と呼ばれるもので

後に戸山学校で作られたものなので
戸山流居合と言われるようになったようだ。

動きは古流のように立ったり座ったり
様々な斬り方を使ったりするのではなく、

立ったままで戦う立居合と呼ばれるもので
座った動作は無い。

技も様々な団体で公開されているが

稽古の中心となるのが
基礎居合6本、本居合8本と
合計14種類と少ない。

技も 基礎居合は
刀の基本的な扱い方や振り方を
覚えるもので

1本目 真向斬り
2本目 諸手突き
3本目 右袈裟斬り
4本目 左袈裟斬り
5本目 突きを摺り上げて、左袈裟斬り
6本目 摺り落として、真向斬り

のみで6種類だけ分かりやすい。

本居合は、戦うために動きで

1本目 前の敵
2本目 右の敵
3本目 左の敵
4本目 後の敵
5本目 直前の敵
6本目 前後の敵
7本目 左右の敵
8本目 多数の敵

のみで8種類だけでシンプルで分かりやすい。

他にも組太刀や八方抜きなどもあるが

居合を始めたばかりの頃から
当分の間は、
基礎居合と本居合の稽古が中心になる。

後は畳表を巻いた巻藁や
竹を斬る試斬がある。

型と試斬の両方が出来るように稽古する。

技を多くして多彩な戦い方を
身に付けるというよりも
技の種類を少なくして精度を上げていく感じだ。

多彩な技を選ぶか
シンプルな技のみを洗練させる方を選ぶのかは、
人それぞれだが

立ったり座ったりする動作が無いための
膝に負担が掛る事がないので
膝を痛めていて座る居合の動作が
やりにくい方にはオススメの流派だと思う。

それに一見シンプルな技の中に
深い意味があるところもあるので
興味のある人は、始めてみてはどうだろう。

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