修行をしているとある一定の所まで来ると
別の師に教えを受ける必要が出てくる。
つまり師事する師が変わっていくということ。
いつまでも同じ師だけから
学んでいてもいつか成長が止まる。
超一流の武術家が
一人の師からだけ教えを受けるのではなく
複数の師から教えを受けているところを見ても
妥当な考え方だろう。
昔の武術家は弟子がある程度成長してきたら
他の武術家のところへ出稽古に行かさせていた。
それが出来て初めて信頼出来る懐の深い師。
そのような師は、
技術などを超えて心から尊敬できる師になる。
私は幸いな事に
今まで教えを受けた師、
今も教えを受けている師が複数いるが
全ての師が懐の深い心から尊敬できる師であり
技術的なところで超えることがあったとしても
私が師を尊敬する気持ちは
今もこれからも変わらない。
今、思えば必要な時に必要な師が現れたと思う。
あなたにも努力する気持ち、
教えを受けたいという強い気持ちがあれば
良い師に巡り合える時が来ると思うよ。