久々に鎖鎌の手入れをしましたので
そろそろ鎖鎌術の探究と考察を始めたいと思います。
(工業用オイルで少し拭いてみました。)
鎖鎌 1
鎖鎌 2
鎖鎌 練習用 1
鎖鎌術といえば
小説の中で宮本武蔵と戦ったとされる宍戸梅軒であったり、
忍者の忍具(忍者の武具・道具)でも映画やアニメ、マンガなどで
見られて方も多いと思います。
古武道演武大会などでは、
鎖鎌術を演武する流派もあり
・天道流
・正木流
・天心流
・一心流
・荒木流
・二刀神影流
などがありますね。
特に二刀神影流鎖鎌術、
珍しい二刀の鎖鎌で有名な流派であり
鎖鎌術が中心の流派で
あまり類を見ない流派ですね。
一般的には、
一つの鎖鎌を
片手に鎌、
片手に鎖+分銅
を持って扱いますね。
ちなみに鎖鎌には一般的に多いのは、
農具の鎌に鎖を付けた鎖鎌が多いですが
一心流などのように
各武術流派ごとに特徴的な鎖鎌もありますね。
それと鎖鎌には、
大きめの鎖鎌と小さめの鎖鎌もあり、
鎌に鎖をつける場所も
刃の付け根のものや柄の下に繋ぐものもありますね。
組み合わせ的には、
・柄の長さが通常+鎖は刃付け+鎖が長い
・柄の長さが通常+鎖は刃付け+鎖が短い
・柄の長さが通常+鎖は柄付け+鎖が長い
・柄の長さが通常+鎖は柄付け+鎖が短い
・柄の長さが短い+鎖は刃付け+鎖が長い
・柄の長さが短い+鎖は刃付け+鎖が短い
・柄の長さが短い+鎖は柄付け+鎖が長い
・柄の長さが短い+鎖は柄付け+鎖が短い
この8通りが
一般的な鎖鎌だと思います。
これプラス各流派毎の特徴的な鎖鎌ですね。
現代で練習しようと思うと
時代物の鎖鎌を見つけるか
樹脂製の鎖鎌を買うか
自作するか
になると思います。
それと鎖鎌術は、武術としては鎖術と鎌術の組み合わせだと思います。
だからこそ扱いが難しく、それでいて面白いんだと思います。
今後は、鎖鎌の比較や鎖術の鎌術との連動なども書いていこうと思います。